TOKYOを代表するブランドになる可能性がある
《KANIZSA》の魅力とは?

過剰に装飾的なデザインやパターンメイキングもさることながら
仕様と縫製の高さが感じられるニューカマーブランドの実力

2018.03.02 Fri

皆さんは「東京ファッション」または「トーキョースタイル」という言葉を聞いて、とどんなスタイルをイメージしますか?

Comme des garçonsYohji Yamamotoなどに代表されるモードスタイルやundercoversacaiなどストリートテイストを取り込んだミックススタイル、原宿スタイルなどが代表的なものでしょう。

もちろん、それ以外にも細分化したスタイルは様々にあると思いますが、世界的にも認知度が高いいわゆるTOKYO FASHIONは上記のようなものではないかと思います。

彼らが世界的に高い評価を受けている一方で、その後に続くブランドがなかなか現れないと言われているのもまた事実です。注目のニューカマーが現れては消えていくファッションシーンで、一定の地位を築くことは並大抵のことではありませんし、デザイン画さえ描くことが出来れば簡単に服が作れてしまうほどにシステム化され分業化された現代においては、偉大な先人たちのような仕事をするのは難しいのかもしれません。

世界で活躍してきた日本人ファッションデザイナーに共通する素養の1つに、高度な造形力があるのではないかと考えていますが、デザインとパターンメイキングが完全にと言って良いほどに分離してしまった現代では、その点で優位性を持つ日本のブランドを見ることはなかなかありませんでした。そう、このブランドを見るまでは。

前書きが長くなってしまいましたが、《KANIZSA》はデザインとパターンメイキングを一人のデザイナーが高い次元で結実させることが出来る、日本では稀有なブランドで、トレンド感が強いビッグシルエットや過剰とも言える装飾性も持ち味でありますが、個人的に特筆すべき点と感じたのが仕様と縫製のレベルの高さ。

よくありがちなノリだけでランウェイを歩かせてしまうような若いファッションブランドが作るものとは一線を画するプロダクトとしての完成度の高さは目を見張るものがあります。

今後《KANIZSA》が日本を飛び出して世界で活躍するブランドになるかどうかは分かりませんが、十分にその可能性を秘めたブランドであることは間違いないと思います。取り扱い店舗が少なく、知る人ぞ知るブランドである今のうちの購入を強くオススメします。

そして、是非《KANIZSA》という名前を覚えて欲しいと思います。

「幸運」の象徴を身につけるアクセサリーブランド
愛着や偏愛が垣間見えることで広がる FILL THE BILLの現代的な再解釈の世界
「これまでのレースの概念を越えていく」ブランド 《overlace》が描く世界観とは?

LOADING...

LOAD COMPLETE

LOADING ERROR

BOICE MENU