「自分が消費者としても心が動くようなモノを作っていきたいと思っています。」

トランクス一枚で価値観を発信するブランド《Olde Homesteader》とは?

2018.02.09 Fri

「トランクス」というアイテムのみで《OLDE HOMESTEADER》をスタートした福原さんは、インタビュー中に笑顔で「最初の1年くらいは本当にパンツのことしか考えてなかったんですよ。」と言っていた。同時に「トランクスしかないというプレッシャーを感じている。」とも話していたが、その顔は自信に溢れていた。それは、これ以上のモノは作れないという商品に対する自負とモノに込められた想いがあるからに他ならないだろう。 モノが持つ普遍的な魅力を伝えていこうという姿勢に、21世紀の新しいラグジュアリーの 一端を垣間見た気がした。

 

B:僕も《OLDE HOMESTEADER》のトランクスを着用させて頂いているのですが、履いた瞬間にとても良い物だと感じたので、今回お話を伺えるのが楽しみでした。

福原:ありがとうございます。インタビューのような形でお話するのは今回が初めてなので、上手くお話出来るか分かりませんが、私たちがどのような想いで商品を作っているのかということはもちろん、その先も含めた考えをお伝えできればと思っています。

B:今回BOICEでは、期間限定のウェブ上のポップアップという形で展開させて頂きます。多くのこだわりが詰まった商品だと思いますが、お客様にまずここを伝えていきたいというようなことはどういったことでしょうか?

福原:そうですね、もちろんディテールにはこだわりが沢山あるのですが、下着という商品なので、試着が出来ないものでもありますし、インタビューを通してブランドの考えやストーリーに興味を持って頂いた上で、「まずは一枚履いて欲しい」ということです。

B:確かにそうなんですよね。僕も普段はトランクスをあまり履いていないタイプなのですが、 OLDE HOMESTEADER》のトランクスを履いた時に、想像以上の解放感と履き心地の良さに驚きました。言葉で全てを伝えるのは難しい部分もあると思うので、一人でも多くの人に「一枚試してみよう」と思ってもらえると良いですよね。

福原:トランクスの醍醐味として、履いていないような開放感が大切だと思っています。 もちろんボクサーパンツ派の方も多いとは思いますし、人それぞれ好みやスタイルがあると思いますが、物事に10:0という割合ということは無いと思っているので、ボクサータイプにこだわりを持たれている方にこそ、例えば、休日などオフの日にはトランクスを取り入れるなど、まずは興味を持って試して貰えたら嬉しいですね。

B:そうしたシーンによる使い分けはとても良いと思いますね。スポーツなどの時はボクサータイプが向いているかもしれないですし、リラックスしたい時には服だけでなく下着も変えてみるのは久しぶりにトランクスを履いて、アリだなと感じました。

福原:ハードなスポーツなど、どうしてもボクサータイプではいけないという場面はあるかもしれませんね。それでもきっかけとして、使い分けながら履いて頂くのも良いのではないかと思います。それから、洋服のスタイルというところで言うと、例えば《Frank Leder》や《TENDER Co.》といった海外ブランドにはとても魅力を感じます。ブランドとしてファブリックに強いこだわりがあり、そこにストーリーを感じられ、そのようなブランドが好きな方にも、きっと共感して頂けると思います。

B:履いていて個人的にとても良いなと思ったのは、ウエストのゴムの部分でした。普段履いてるボクサータイプのものは、何回か洗濯するとゴムの部分が伸びてしまっていたのですが、《OLDE HOMESTEADER》のトランクスはそれが全くなく、さらに、長時間肌に触れているにも関わらず締め付けが気になることもなかったことには驚きました。

福原:ありがとうございます。まず下着は日用品であるからこそ品質が重要だと思っていて、その視点で考えた時に、僕はボクサーではなくトランクスに品質を感じます。僕自身も今までボクサータイプを履いていたこともありますし、様々なトランクスを履いてきて、ゴムがダメになってしまったり、生地が劣化したりと残念な思いをすることが多かったのですが、それを無意識にそんなもんだよなって思い込んでいた部分があったと思うんですね。そんな時に、たまたま入ったヴィンテージショップでデッドストックのトランクスを見つけて「これだ!」と思ったんです。そもそも今の下着って売り易くするためのシルエットや価格設定のための効率の良い作りなど、企業側の都合が多々感じられるんです。そして素材が一番後回しになってる気がします。僕は一消費者として考えた時に、ファブリックや縫製の良さはもちろんのこと、そのビンテージのトランクスに感じたモノの本質を表現したいと思い、ようやく出来たのがこのトランクスなんです。

B:実を言うと、最初に《OLDE HOMESTEADER》を展示会で目にした時、僕はパッケージに目を奪われたんです。モノにこだわっているブランドはありますが、ここまでパッケージにこだわっているブランドは中々ないじゃないですか?そこから、中身も気になって見てみると、下着だったのでさらに衝撃を受けました。そこから、ブランドの背景を説明を伺った際に、魅力を感じる様々な生地を使用するなどパッケージ以上のこだわりが詰まっていて、この商品をBOICEを通じてお客様にお届けしたいと思いました。

福原:ありがとうございます。昔の下着のパッケージもそうですが、パッケージ一つにしても、とても工夫し魅力的に作られていて。そのように商品は丁寧に扱われていたんですよね。僕は想いを持ってようやくかたちに出来たトランクスなので、絶対に中途半端なパッケージで販売したくないと思いました。だから結果としてこのようなグラフィックで、1 1枚、丁寧に手作業で作られた箱に入れています。言われたように、パッケージも含めて商品だと考えていて、そんな箱を開けるところからストーリーと品質を感じてもらえると嬉しいですね。〈vol.2に続く〉

 

OLDE HOMESTEADER

Official HPhttp://www.oldehomesteader.jp/

日用品として洋服を 使ってもらいたい という想いが強い。
今改めてレディースの 難しさと奥深さを感じる。 女性を服で幸せにしたい。
可能な限り 着用する人の生活に 役立つ服作りをしたい。
ファッションを通じて 奥深きミニマリズムの 世界へと誘うブランド

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